作業ルールは、作業を安全に円滑に行うために必要不可欠なものです。
仕事中の事故の多くは、作業ルールを無視したことや、知らなかったことが原因で起こります。
仕事に慣れている人も、慣れてない人も、作業ルールを再確認し労働災害を未然に防ぎましょう。
一見、ルールには遠回りだと思えるようなことがあります。
しかし、それは長い時間をかけて培われてきた知恵であり、それを守ることが安全のコツなのです。
【時間】
始業・終業・休憩・体操・朝礼・ミーティングなど、決められた時間に決められたことを行うこと。
始業ぎりぎりではなく、余裕をもった通勤を心がけること。
【物】
作業服・保護具・治工具は決められた通りに正しく、体に合ったサイズのものを着用・使用すること。
使用禁止のものにも注意すること。
【手順・方法】
作業手順・方法を守ること。知らない機械設備は扱わないこと。
手順・方法がわからないまま作業をしないこと。
共同作業での合図・連絡の方法や、安全作業手順は念入りに確認すること。
作業で機械を使用する場合は下記の注意事項を確認し、事故防止に努めましょう。
機械操作の心構え
機械の清掃や点検をする際には
もし機械に異常(物が詰まった・落ちたなど)が生じたら
機械が急停止した、機械に製品が詰まった、引っかかった、ずれた、落下した場合など。
※時間的・精神的に余裕がない状態で作業を行った場合は、通常より機械のトラブルが発生する可能性が高い。
機械トラブルが起きた場合、慌てて手を出さず、安全作業手順に従って行動することが、作業する自分自身の身を守ります。
『自分でできる・これ位なら大丈夫』と個人での判断は絶対にしないこと、必ず上長に報告して指示を仰ぐことを、定期的にスタッフへ周知し、安全対策への意識啓蒙をしていきましょう。